元F1ドライバー中嶋悟氏の子息でトヨタ・ヤングドライバーズ・プログラムで今季ユーロF3に参戦していた中嶋一貴がウイリアムズ・トヨタのテストドライバー就任が正式発表されました!
今年、F3ユーロシリーズにManor Motorsportから参戦した中嶋は、ナレイン・カーティケヤンと共にウィリアムズのテストドライバーを務めることになった。
中嶋は今月末からスタートする2007年に向けた冬季テストで、カーティケヤン、そしてレースドライバーのニコ・ロズベルグとアレキサンダー・ブルツと共に、トヨタエンジンを搭載したFW29の開発に取り組んでいく。
中嶋一貴は1980年代から1990年代にかけて、ロータスとティレルで活躍した元F1ドライバー、中嶋悟の息子。
中嶋は1996年、11歳の時に父の指導の下、レースキャリアをスタートさせた。それから3年後の1999年に、鈴鹿選手権シリーズICAクラスでシリーズチャンピオンに輝く。2002年、FTRS(フォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール)を受講し、翌2003年にスカラシップでエッソ・フォーミュラ・トヨタシリーズに参戦、いきなりシリーズチャンピオンの座を獲得している。2004、2005年はトムスチームから全日本F3選手権に参戦した。
2006年、F3ユーロシリーズに参戦するという重要なステップを踏んだ中嶋は、その才能を日本国外でも見せ付けている。
ウィリアムズは何人かのテストドライバー有力候補を細かく評価した結果、ジュニアフォーミュラやGP2でのテストを通じて、素晴らしい進歩を見せた中嶋を起用することに決めたようだ。
フランク・ウィリアムズ、ウィリアムズF1チーム代表
「カズキ(中嶋一貴)はカートや他のジュニアフォーミュラで、一貫したポテンシャルを証明して見せた。彼のマシンにおけるポテンシャルとマシン外での適正の両方を評価した結果、われわれは彼が、これまでよりレベルの上がるF1のテストドライバーに求められる要素を持っていると考えたのだ」
中嶋一貴
「モータースポーツに興味があるすべての人にとって、F1参戦というのが最終的な目標です。F1界でも伝統あるウィリアムズというチームが、僕に今回のような素晴らしいチャンスを与えてくれたことをうれしく思っています。また、2007年はチームがトヨタエンジンに移行する年でもあるので、できる限り貢献したいと思います。F1進出を果たすTDPドライバーが僕が初だということは、とても光栄なことです」
木下美明(TMG副社長/トヨタ自動車株式会社モータースポーツ部長)
「ウィリアムズが、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラムに参加するドライバーの中から、正式テストドライバーを選んでくださったことをとても喜んでおります。一貴にとっては非常に大きなチャンスだと思いますし、彼がウィリアムズのテストプログラムと選手権争いに貢献してくれることを願っています」
中嶋は11月10日(金)、東京で行われる記者会見に出席することになっている。
また、その後は早速、ウィリアムズの冬季テストに参加し、年内に行うコース上でのプログラムに取り組むことで、チームへの貢献が期待されている。
91年以来の中嶋の名がF1世界に復帰する事になりますね。
最初は、じっくりF1マシンに慣れて欲しいですねぇ。