ハンガリーGPプレビュー
インタビュー:ジェリー・ヒューズ(R&D室長)
Q:ジェリー、昨年はカーナンバー22のレースエンジニアをされていましたが、2007年のあなたの役割は、それとはかなり異なるものですね。なぜ変わったのですか?
ジェリー・ヒューズ:100戦以上のグランプリを経験し、8シーズンもレースエンジニアを務めたのだから、そろそろ何かを変える必要があると感じたんだ。SAF1が成長するとともに、R&D(研究開発)部門を刷新するという機会が巡ってきた。自分自身のエンジニアとしての成長や、ファクトリーがあるリーフィールドのテクニカルセンターの研究開発部門の発展を望んでいたので、この仕事を始めることになった。
Q:R&D室長としての主な役割は?
GH:最終的には、技術者から主任分析エンジニアまでを含む大勢の社員の責任者ということだ。我々は、ここに素晴らしいエンジニアのグループを作ることができた。ぼくの役割は目標を設定し、リソースを作り、他の主要な部署との話し合いを行ったりすることだが、グループ全体はそれ自体が非常に効率的に機能している。
Q:現在、あなたの部署が取り組んでいることは?
GH:基本的には、マシンをもっと速く走らせるためなら何でもやっている。他の有名F1チームと比較すると、我々はとても規模が小さいので、当然、資金にも限度がある。2007年仕様のシャシー開発も難しい挑戦だが、ぼくもグループのメンバーもそれを楽しんでいる。
Q:SUPER AGURI F1 TEAMの将来的な計画について教えてもらえますか?
GH:もちろん、ぼくは2008年シーズンやそれ以降にも期待している。SAF1チームはスタートしたばかりだが、この1年半での成長ぶりを考えると、我々よりもずっと大きなチームと互角に戦えるだけの潜在能力を持っていることがわかると思う。
Q:今シーズン、チャンピオンシップですでに4ポイントを獲得して喜ばれていることと思いますが、ハンガリーGP以降はどのような発展が期待できるでしょうか?
GH:誰にでも想像がつくことだと思うが、バルセロナで琢磨が獲得したSAF1チームにとって初めての1ポイントはとても特別な出来事だったね。残念ながら、彼が3ポイントを獲得した、混戦となったカナダGPにはぼくは行っていなかった。一度ポイントを獲得すると、さらに欲が出るもので、ポイントが獲得できなかったレースでは、自分たちの努力が報われなかったような残念な気分になる。でも、今シーズンはグリッド全体の戦いが激しいので、まだ2シーズン目である2007年にこのようなパフォーマンスが発揮できていることに満足するべきなのかもしれないね。今後の開発についてだが、マシンのいろいろな部分の数多くのプロジェクトに取り組んでいる最中だ。中には革新的なアイディアのものもあるので、それが実際にコースに登場する日を楽しみにしてもらいたい。
Leafield, UK
2007/07/27
スーパーアグリF1チームプレスリリース








