18日(水)、世界モータースポーツ評議会が執り行われ、2007年のレギュレーション変更、およびF1カレンダーについて、以下の発表があった。カレンダーについては、うわさされていたサン-マリノGPの復活が見送られている。
また、トルコのモータースポーツ競技団体TOSFED(日本のJAFにあたる)とレース主催者(MSO)に課せられた罰金500万ドル(約5億8,500万円)については、MSOが半額にあたる250万ドル(約2億9,250万円)を納付。これにより、残りの罰金はTOSFEDが支払うのみとなった。
スポーティングレギュレーションに関しては、下記の項目が2007年FIA F1世界選手権に採用されることに決定している。
フリー走行
1回のフリー走行で2台のマシンのみ使用可能。エントリーされているサードドライバー、および2人のレースドライバーのうち2人が、セッションで2台のマシンを使用することができる。初日に、2回のフリー走行を設け、各セッションは今季の1時間から90分に延長する。
タイヤ
1社のタイヤサプライヤーが同量、同仕様のタイヤをすべてのチームにシーズンを通して供給する。各グランプリでは2つのスペックのみが使用可能。ドライタイヤについては、1人のドライバーあたり、今季の7セットから14セットに増加。ただし、初日に使用可能な最大数は4セットで、10セットは残りのグランプリ日で使用すること。
エンジン
2レースで1基のエンジンを使用するが、グランプリ2日目とレース日にのみ適用となる。
エンジンは2006年のラスト2レースで使用したものを2007年、2008年、2009年、2010年までの4年間、使用するものとする。
セーフティカー
セーフティカーが出動する場合、すべてのマシンがセーフティカーの後ろに隊列を成すまで、ピットに戻ることは許されない。これはセーフティカーが出動する間に、燃料を補給するため素早くピットに戻ろうとする、あらゆる誘因を失くすためである。
セーフティカーがピットに戻る前は、周回遅れのすべてのマシンは他車やセーフティカーを追い抜かなくてはならない。よって、セーフティカーの後ろにはリーダーが、その後ろには順に後続車が並ぶことになる。
レースが再開されるにあたり、周回遅れのすべてのマシンは他車やセーフティカーを追い抜かなくてはならず、セーフティカーの後ろに順位どおり続くことになる。
スチュワード
スチュワードはグリッド位置ペナルティを課すことができる。
また、以下のスポーティングレギュレーションは2008年FIA F1世界選手権に採用されるものである。
レースに加えて、すべてのテストでもFIAのECU(電子制御装置)を装備すること。
10グリッド降格ペナルティが科せられるのは、エンジン交換を行った場合、そして重量規則違反に問われた場合とする。
5グリッド降格ペナルティが科せられるのは、ギアボックスを交換した場合、そして重量規則違反に問われた場合とする。
ギア・レシオ(歯車比)は監視の下、1レースにつき変更されることがあるかもしれない。
ダメージを負ったギア・レシオとドッグリングは、故意ではなく、明確な物理的ダメージがある場合にのみ、ペナルティなしで交換できるものとする。
2008年度選手権において、2チームにエンジン供給を行うというフェラーリの要望が受理された。
2007年、2008年のチャンピオンシップに向けた多くのテクニカルレギュレーションも承認された。
安全性
フラッグ提示時に知らせるコックピットディスプレーを含む、GPS(衛星利用測位システム)マーシャリングシステムが、2007年FIA F1世界選手権より導入される予定である。
2007年FIA F1世界選手権
3月18日 オーストラリア
4月8日 マレーシア
4月15日 バーレーン
5月13日 スペイン
5月27日 モナコ
6月10日 カナダ
6月17日 アメリカ
7月1日 フランス
7月8日 イギリス
7月22日 ドイツ**
8月5日 ハンガリー
8月26日 トルコ
9月9日 イタリア
9月16日 ベルギー
9月30日 日本*
10月7日 中国*
10月21日 ブラジル
* ASN(モータースポーツ統轄機関)の承認待ち
** 2007年のドイツGP開催地はニュルブルクリンク、2008年はホッケンハイムに代わる。以後、1年ごとの交代開催となる。
(18戦目については合意に至らず。現在のところ、2007年のF1カレンダーは全17戦となっている)
F1 Live.com より
日本GPと中国GPが入れ替わりましたねぇ・・・3連休でもない日程は、富士の観客動員に更に悪い方向に影響しそうですね。